アルミホイールのサイズ、デザイン選びは難しい?

車の疑問豆知識

靴をオシャレに選ぶように

これを見ている方は車のホイール替えてみたいと
思われている思います。

  

あなたは靴を選ぶとき何を考えますか?

 

まずはマストはサイズですよね。

私は25.5センチです。

でも、だんびろ甲高なので結構難しいのです。

(笑)

  

ホイールにも高さ、幅、インセット、
ホイールと車体を止めるナットの数
ナットとナットの幅(ナット自体のピッチとは別です)

  

ザックリですが、装着するためのサイズ確認はこれだけあります。
 

ちなみに日本車のベースで今回は書いています。
※日本車でも例外はあります。

(外車までいれると話が終わらなくなるので)

  

で、靴の話

  

サイズ以外に何を求めますか!?

  

私は機能性。防水だったり、滑りにくいソールとか

履き心地とか。

  

ホイールで言うなら軽さ。軽いほど走りが軽快になる
とかですかね。

あとは靴もホイールも色やデザイン。

なんとなくイメージ湧いてきましたか??

  

車のホイールを替えるのって靴を買うのと似てませんか!?

オシャレに替えるか、機能を求めるか。

センスのいい靴を履いている人を見ると、あ、この人

かっこいいとか、キレイ好きとか好印象になりますよね。

車のホイールもそんな風にみなさんみていると思います。

そして自分の個性が出るのもみてすぐわかるのは

ホイールではないでしょうか!?

何を基準に選ぶのか!?

そこで選ぶ基準は、車種によってほんと難しいです。

  

先ほどお話ししたサイズ。業界用語で言うと

◯J-○インチ

インセット(オフセット)○○

○H←穴の数、ナットの数です

○○○←PCDと呼ばれる数値です。114.3とか100など

  

こんな書き方をしています。

いろんなサイトで専門的なサイズの話はされているのでここでは省きます。と言うのは調べてもこれにさらにタイヤサイズも考えなければならないし、車体からホイールは出っぱってはいけません。

これも詳しく書くと大変な量になりますので省きます。

なによりも昨今の車が多種多様になったのと、

例えば昔のトヨタのセダン系はオフセット(インセット)45 5H114.3で多くの車種を網羅できた時代とは全くかわりました。

そしていわゆる、ハミたい(はみ出ているタイヤ)の規制も緩かった時代もあり。いまはその辺りの車種サイズと法律がらみで選ぶのが大変です。

なので、まずは自分の車

車検証をみて車の型式と年式(初年度登録と両方)車検証には書いてありませんが乗られている車のグレード(できれば詳細に。)純正で装着されているタイヤサイズ。

この辺りを確認しホイールメーカーに問い合わせたり

オートバックス等、大型量販店やタイヤをメインに販売されている
お店、など購入したい店舗さんにご相談していくのが

一番早いと思います。

もし、自力で調べたいと言うのであれば

タイヤ、ホイールメーカーや通販店サイトのマッチングを参考に調べるのも良いかと思いますが、最終的には

プロの話を聞いてください。

なぜかというと

マッチングがそれほど難しくない車種も多いのですが逆に難しい車種も増えています。

ましてやその車種の細かいマッチングデータはネット上にホイールメーカーも通販店も掲載していません。

なぜなら…

工業製品には誤差というものが認められています。

車の誤差、ホイールの誤差、タイヤの誤差

一番わかりやすのは通常に履いている所謂夏タイヤと呼ばれる標準タイヤとスタッドレスタイヤ。

同じ196/65-15というサイズ並べてみてください。

あきらかに高さが違います。

なぜかという細かい説明は省きますが、お店で見れば一目瞭然です

さすがに車の誤差はそこまでないものの、ハンドルのキレ角の誤差や、もともとのクリアランスの狭い車種など色々注意しなければならない昨今です。

よく、ドレスアップ等で改造されている車がサイズを掲載していますが、それらのサイズはノーマル状態の車には履けるサイズではないことの方が多いです。

昔、実際にあった話ですが

同じ車種でチームを結成しているカリスマ的な人のマッチングデータ等をみてきて、同じサイズの商品を注文に来た人がいました。

もちろんノーマル車両では装着できません。

完全に出っぱるサイズですが、その方ネットで同じ車種の人がこのサイズ履いているから大丈夫これでくださいと、まったくこちらのプロの話を聞かずそのサイズを購入されました。

後日取り付けの際、もちろん装着できません。

取り寄せ品のサイズ指定のためキャンセル不可の話もしていたので当然お持ち帰りになりました。

もう十年以上も前のお話です。

ちょっと極端な話でしたね。

ただ、こういったことが大なり小なり起こり得るので自分でしらべて間違いないと思ってもプロが違う話をしてきたら何を根拠に話しているのか確認してください。

ホイールメーカーのデータがある

そこのお店の独自のデータがある

その車のデータが逆にまったくない

etc

自分で調べてネットで買いたいと思われる方はとくに注意してくださいね。

ホイール選びの結論は…

結局はある程度の下調べは自分でしたほうが良いですが希望のホイールがあなたの車に装着できるか最後はプロに確認することをお勧めします。

靴もお店で履いてみて決める方多いと思います。気に入った靴はあっても、サイズが合わなかったり履いてみたらキツかったり、ワンサイズあげたら緩かったり

ホイールと靴選びって個人的には結構似ているような気がしています。どちらもその人の個性、センスが映し出されると思いませんか?

ぜひ、車生活をお楽しみください。

余談ですが

実はタイヤ、ホイール選びって基本は机上の計算から始まります。

それは純正サイズをもとに実車で細かい計測をしてそこから履きたいホイールのサイズを考えさらに車高を下げたりする場合、

下げる方法はノーマル形状なのか車高調なのかエアサスなのか
エアロパーツの装着有無etc

そこからキャンバー角やアライメント等も計算しながら解答を出していきます。

これらはドレスアップ系の車やモータースポーツ系の車などちょっとコアな層のお話になりますが実はちょっとした職人技が多々盛り込まれています。

ここまでするのであれば完全にプロショップにお任せすることをおすすめします。

こだわり次第では車体側を板金することもあります。こういったこだわりの車を仕上げていく過程でホイールサイズを私の方である程度選定したり携わってきた時代は良い経験と楽しい時間を頂けました。

昨今なかなかここまでのお話は少なくなってきていますがそんなハードなところまでのお話だけでなくちょっとホイール替えただけでもウキウキする姿を見ていてもなんだかこちらも楽しくなってきます。

 せっかくの愛車です。ほんとうに可愛がっていただければ幸いです。

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