車にとって大事な部品の一つ『タイヤ』
これについてお話しします。
タイヤの寿命って何を見ればいいの?
これって一番聞かれます。
よく溝がない、ワイヤーが見え始めている状態のお車
さすがにお声をかけさせていただくことがあります。
『 タイヤの交換をオススメいたします。』
こんな言葉を車の部品やアクセサリーを売っている、またカーディーラーなどで
言われたことありますか?
正直、タイヤに関しては商売的にも私もプロです。
ですが、ガソリンスタンドとかで声かけられる時があります。
そろそろ交換時期ですね。今キャンペーンやってるのでどうですか?
はい、何を持って交換時期と言っていますか?
無料でエア圧の点検をしてくれる一つの理由はタイヤの状態を確認しているのです。
でも、このタイヤ交換時期なの??
そう言うときありませんか?
はい、時と場合によっては過剰な接客があったりしますし、逆にこれは流石に
替えた方がと思う状態のものもあるので一概にセールストークだけではありません。
で、そこで一体何を基準にしているか。
1、溝の残りを見ている
2、製造年を見ている
3、ゴムの硬化具合を見ている
4、タイヤに亀裂がないかみている。
大体こんなもんです。
もちろん、釘が刺さっているとかパンク関連の場合もありますが
そういった故障的なものは今回はおいておきます。
溝は基準がありますし、ここで書かなくてもいろんなところで説明してるので
省きます。
製造年に関しても見方はいろんなサイトで書かれてると思うので
省きます。
ゴムの劣化に関してはこれはタイヤゴムの硬度を測る機械があるので
それで確認しています。
これはあまり見ないパターンなので省きます。
(スタッドレスの時に見るようになりますかね…)
で、一番みてわかりやすいのはタイヤにヒビ。
サイドにヒビが入っている
トレッド面のブロックの間にヒビが!?
など目で見てはっきりわかるパターン
これは、早急に交換をオススメします。
特に夏の暑い時は、普段よりもタイヤの内圧が上がりやすい環境になります。
そうなると空気の流れって圧力ですね。弱いところから(亀裂、ヒビがあるところ)
穴が開いたりで空気が洩れ始めますよね。
走行中、高速道路でもし、急にヒビのところから空気漏れが拡大したら…
時と場合には大事故につながることもあります。
なので、タイヤの劣化等のエア漏れもですが、普段からエア圧のチェックは
忘れないでくださいね。
月に一度のエアチェック。
これはした方が良いと思います。
で最近よくみかけるTPMSというもの。
これはざっくり言うとエアバルブ(空気を入れるところ)にセンサーをつけて
室内の受信機にエア圧を表示させるというもの。
いまでも高いものは数万円していますが、最近数千円でネット等で販売されているのを
見かけます。
私も試しに使えるものなのかどうかテストしてみました。
まだTPMSという商品が世に広まる前にサラリーマン時代の営業として
これ、販売していてちょっと良いのではと感じながらも当時はやっぱり
価格の問題と認知(エア圧の管理をすることの重要性)度がなく
結果あまり売れませんでした。
最近個人的に仕入れて使ったものは3000円くらいのもの。
普通に便利!!
エアバルブの蓋をセンサーのついたものに替えて、本体の受信機の電源ON。
これだけでちゃんとエア圧を表示しました。
ちょっとびっくりですね。
これでなにかパンク等の急なエア圧不足もみれますし、
日頃の管理にも便利です。
ただ、ひとつだけ注意。
これはこの商品に限らずなのですが、
『 信じ切らないこと 』
いつもちゃんと使うことができていても、例えば電池切れとか、電波が何かの影響で
ちゃんと受診しないとか不意な故障などもないことではありません。
普段から乗り心地などでエア圧の適正状態となんかエア圧足りないのでは?
というのを感じ取れるように乗っていてください。
もちろんなかなかできないとは思いますが、いつもより乗り心地が悪いとか
ハンドルが重いとか、外からのタイヤの見た目がなんかつぶれてるとか、
なんでもいいです。
日頃、なにか異常はないかというアンテナは人間の感覚を鍛えておいた方が
良いです。
すぐにできなくともなんとなくでも常に気にしていることが大事です。
車のためにも自分のためにも車に乗るときはいろいろ感覚を研ぎ澄ませながら
乗ってみてくださいね。
まとめ
タイヤって昔コマーシャルでやっていましたが、唯一車が地面に設置している部分です。
すべての重量をタイヤで支えています。
メンテナンスとして見るべきポイントは
空気圧と外見の劣化、溝残量です。
まずは月に一回空気圧の確認はしましょう。
自分で見れないよ。という人もガソリンスタンドで店員さんに空気圧点検を
お願いしてでも管理してほしいポイントです。
車によって空気圧管理値は記載があります。だいたい運転席のドアをあけたところの
どこかにあると思います。
で、あまり情報として書かれていないのが
『 距離を乗った後に空気圧をはかると内圧はあがりやすい』
特に夏の暑い日は内圧がすぐあがるので、あれ空気減っていないね。
なんて見解をしないようにしてください。
本来は走る前に測るとよいのですが、一般で使われるレベルであれば
そこまでシビアにならなくても大丈夫。
ただ、走る速度、距離、気候で通常の空気圧より高く表示されることがあること
なんとなく頭の片隅に置いておいてくださいね。
溝残量はいろんなサイト、タイヤ購入時の説明などで一般的に言われている内容で
OKです。
が…
溝があれば良いというわけではありません。
ここで見てほしいのがゴムの劣化
サイドウォールにヒビ、亀裂等がないか
釘など外的要因でのパンクなどしていないか
目視で確認できるのでこれもエアの管理のタイミングでもよいので
見る癖をつけてくださいね。
また、溝があっても、なんか雨の日停まりにくい(ブレーキの効きが悪い!?)とか
通常でもブレーキの効きを甘く感じられることがあればそれはそろそろ交換しても
良いタイミングかと思われます。
ゴムの劣化って見た目ではわかりません。
ただ、製造年月日はタイヤに記載はあるのでそこから何年ものかの目安にはなりますので
個人的には3年経っていれば溝関係なく交換を考えます。
そんな感じで命を支えているもっとも大事な部品、タイヤの管理は
確実に行っていきましょう!
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