カー用品店などでエンジンオイルのコーナーに行くと数多くの添加剤と呼ばれるものが
陳列されていることあると思います。
これって何??
添加剤って何のために入れるの??
まずはひとことで添加剤っといっても用途がいろいろあります。
なにを求めて使うのか…
ざっくりな話、
・すでにエンジンになにかが起きていてそれを修復を目的とするもの
・現状のエンジンの保護が目的
・現状からさらに燃費や出力の向上を求めるもの
大きく分けるとこんな感じですかね。
で、おそらく添加剤を検討するということは
オイルさがり、オイルあがり、オイル漏れetc
このあたりの問題に直面して検討する場合と
車大好き!エンジンオイルだけで添加剤はいらないのかなぁ
もっと長く乗りたいからエンジンをさらに保護できれば…
普段の人の生活でさらに健康を考えてサプリメントを常用する
そんなイメージですかね!?
そして、所謂もっと燃費を上げたいとかパワーを上げたいとか
そんな考えをお持ちの方かなと思います。
それぞれ用途が違うのでまずは、
すでにエンジンになにかが起きていてそれを修復を目的とするもの
こちらはよく聞かれるのはエンジンヘッドの横の部分からオイルが滲んでる
どうしたらいい??
こんな話が多いです。
で、これを直すにはそれなりにお金がかかります。
で、その修理代としての金額提示をすると
もうあまり長く乗らないからとりあえずこのままでも大丈夫ですかとか
もっと安く直す方法はないみたいな話になり…
で、どこからか調べて添加剤で漏れがとまるってみたんですけど…
というお話。
はい、その手の効能をうたってる添加剤あります。
はい、実際に使ってみて直ったというか、とりあえずとまった!
という事例もあります。
こちらからすすめるとかすすめないとか、その話はしません。
なのでどのメーカーのが良いとかそんな話もしません。
ですが、それでは何のためにここまで読んだの!!と言われそうなので
要点だけ。
まずは一概に効果があると言い切れないのはどんな理由でオイルが滲んでいるかの
原因がはっきりしていないのに試しているため。
パソコンがフリーズしたからとりあえず強制終了再起動してみよう。
こんなイメージです。
これでは時と場合によってはパソコンも壊れたりします。
こんな例ですね。
なんでオイルが滲んでいるのかの原因次第ということです。
で、じゃあ原因は??
はい、そのためになんらかの作業が必要です。
直す前の原因追求のため。
そこ、根本の原因追求したら直すとなると思います。
そこまでしたら添加剤に頼らず修理した方が金額的にもね
って話になってしまいます。
なので、今回オイルの滲みを例に取りましたが、とりあえず添加剤で
とまるかどうかやってみよう。
そんな感覚にどうしてもなってしまいます。
もちろん経験と勘でこれはたぶん添加剤を試してみてもいいね。
みたいな場合もありますが、こればっかりはその車ごとの症状見て
判断してますからね。
そして一番わからないのが、過去の使用状況。
中古で購入した車でどんなメンテナンスしてるかわからない。
これに添加剤をいれたら調子悪くなったとか、極論壊れたとか
(>_<)
メンテナンスの状況、過去のオイル交換履歴、それこそなにか添加剤をいれている
etc
例えばその車の指定の粘土を無視していたとか
通常と違うことをしていた車、オイル交換をほぼしてないとか
いろいろあるので気をつけてくださいね。
ワンポイント!
エンジンオイルのフィラーキャップ外してみて
中を覗いた時にあまりにもドロドロとしたオイルが見えたら
オイル交換歴はかなり少ないでしょう。
(他にも原因はありますが)
エンジンの保護が目的や燃費や出力の向上を求めるもの
こちらは前者とは根本的にアプローチが違います。
現状をさらに良くする方向への考え方の人達と思われます。
ワコーズってどう?
モリブデンってなに?
マイクロロンってどうなの??
LOOPってよい?
こんな具体的なメーカーやブランドが聞こえてきます。
さらにここから細かく車種や用途によって
商品名がでてきます。
(ここでは省きます)
で、じゃあこういった意味合いでの『 添加剤っているの!? 』
についてです。
まずはじめに普通に所謂生活必需品として車というものを乗っている方
はっきりいって『必要性を感じません』
商品のメーカーさんに怒られそうですが、この方々の考え方では必要がないということです。
私も以前は添加剤不必要論者でした。
笑
というのは、ベースはしっかりメンテナンスしているが必須です。
オイル交換は使い方の頻度でしっかり管理、粘土等もメーカー基準でまもって交換
オイルフィルターも2回に1回は交換
エアフィルターの掃除やエアコンフィルターなどオイルとは関係ないと思われる箇所も
メンテナンスされている。(実はこういったメンテで車の調子が確認できます。)
昨今ハイブリット等の車やスマホの進化etc など
バッテリーの管理はすごく大事です。
ここでは省きますが何か書く機会があれば書きますね。
で、話を戻します。
最低限必須のメンテナンスをしていれば添加剤をいれなくてもこわれることは
ありません。
よくいわれるガソリンの水抜き材。
昨今の車はガソリンタンクの材料が樹脂にかわり、あまり効果がないと言われています。
そういったものもありますが、いわゆるメンテナンスが大事です。
洗車も大事です。
ふつうはしませんが、本来ならばリフトであげて下回りの洗車というか清掃。
これって実は車を長持ちさせるためのポイントでもあります。
これもまたどこかでお話しできたらと思います。
脱線が多くすみません
(汗)
で、そういった車を大事にする方々。
綺麗に乗る
長く乗るために大事にする
そういった添加剤に限らず車いじりが好き
etc
こういった方々にはおすすめ…
しま
しょう!
笑
といっても何でもかんでもいれると何がいいのかわからない
状態になります。
例えばフライドポテト
味がしないなぁ〜、まずは塩
これでおいしい!となる人もいれば
まだちょっととケチャップ。
これもおいしいけど…
とさらにマスタード
ちょっと辛すぎたと
最後にチーズ。
美味しいのかもしれないですが、どの調味料がおいしいのか
すでにわからなくなってませんか?
なのでベースのエンジンオイル
これがなんなのか。
そこにどんな添加剤が必要というか効果があるか。
例えばよく聞くモリブデン。
なんの効果があるのか調べてますか?
どんな成分なのか。
そして一番みなさん気にしないポイント
ベースのエンジンオイルの性質。
ここでくわしく書くと完全に脱線しますので調べてみてください
あなたが入れているオイルの成分にモリブデンはいっていませんか?
(成分がはいっているから添加剤として使用する必要がないかどうかはまたちょっと違うのですが…)
はいっていれば、とりあえずそこの部分の成分を重視する必要ありますか?
という話です。
一般に購入ポイントって
燃費〇〇パーセント向上
パワー◯馬力アップ
よく聞くブランドだから
など、完全にイメージが先行していることが多いです。
といっても、この分野、オイルも含めて素人がちょっと勉強しても難しすぎて
理解はできません。わたくしも含めて。
ほんと、難しいというかレース等で使うのであれば
ピンのセッティングが出せる、その車スペシャルをつくればいいのですが
一般車両、気候も違えば個人の使い方。アクセル踏まない人、踏む人
距離乗る人乗らない人、平坦が多い、坂道だらけなど
オイル、添加剤だけでなくその使用環境や乗り手の問題も多々出てきます。
なので
『 何を目的で添加剤を使おうとしているのか 』
ここを明確にしてアプローチした方がよいです。
例えばエアコン使うとどうしても出だしがわるくなるなぁ…
少しトルク感が夏はほしいね。
という発想から添加剤でなにかないかな?
というアプローチであれば『トルク感UP!』のうたい文句の商品から調べて
試すのもいいかと思います。
あとは使ってみて体感を重視してみてですね。
ただ、ここがまた難しく。
体感できない、燃費が上がらない、ダメだこれ!
こんなコメント見かけますよね。
人の感じ方というか使用環境で全くかわります。
まずはエアコン、冷房や暖房のON,OFFの状態
(これ、じつは一番燃費に響きます。)
ガソリン満タンや乗車人数、荷物などの状況
いちばん変わるのは道路環境。
いつもと同じ道を走るのでも夜中の2時と朝の8時
まったく交通の流れが違います。
燃費がらみのお話をすると、ストップアンドゴーが一番燃費に影響が出ます。
田舎道の平均50キロくらいでほぼ信号等で止まらない状況と
都心の東京23区内の交通状況が激しい環境での燃費比較は全く当てになりません。
まぁ極端すぎる例ですがね。
笑
なので、体感を重視すぎるのも難しいところですが、こういったところで
体感できない商品(もちろん効き目のないものもあるような気がします。)が
でてきてしまいます。
なので、『 添加剤を楽しむ 』という感覚で人のレビューを逆に見ずに
商品の純粋な情報から入って試してみて体感できたらそれを使うでも
良いかと思います。
そこでとある商品、あえて商品名は出さないですが
体感はしにくいかもしれないのですが個人的にはすごく体感できた商品が
ありました。
それは商品のうたい文句ではなく、違うところで超体感!!
そこでいろいろメーカーと話、データを取ると
数値的には驚愕な数値に。
そんな商品もあります。
世の中的な評判がなくても。
なので、あまりにも固定観念をもってレビューがとか
あの人がダメって言うからとかではなく、
楽しむ気持ちを持って一度使ってみて今後を考えるでいいと思います。
ただ、使う前と使う時となるべく同じ条件下で使わないと比較にはならない
ということ。
なんとなく燃費向上関連の商品を使うと
わざと今までよりアクセル踏んでしまったり、逆にあまり踏まない運転をしてしまったり
さらにいうと、レスポンスが良くなっているから知らずに踏んでいたり、逆にレスポンスが
良くなっているから踏まないでもいつも通り実は走れているのに気づかないなど
こういった人の感覚の部分が大きいものなので
個人的にはその人それぞれの感じ方、体感で使ってみるのが一番だと思います。
個人的な見解は…
添加剤が単純に必要かという問いならば、必要性を感じない。
というのが個人的な意見です。
でも、私の車に対する考え方は添加剤は良いものに出会えれば(自分が使って良いと思えたもの)使った方が良いと考えています。
先程チラッと話しましたが、私は添加剤不要論者でした。
でも、とある添加剤に出会ってすでに10年間くらい使用し続けています。
燃費向上、エンジン内部の光触媒によるセルフクリーニングなどのうたい文句ですが
それよりも、これを使っている時のエンジンのガサつき感がまったくなく、
ひとことでいうと『気持ちがいい』のです。
そういった感覚で添加剤にであって使うというのも私はありなのだなと
この車業界にいてよかったなと本当に思います。
コストパフォーマンスを上げるために添加剤を探す
そういう考え方もありだと思います。
エンジンぶん回す使い方をするのでなんとなく保護のために選ぶのもありだと思います。
ブランドでこのメーカー評判がいいから使ってみよう
そこからこれいいでもいいと思います。
無理に使う必要はないと思いますが、あくまでも『 自分が使っていて楽しい! 』
こんなイメージで購入検討をすると愛車ライフが楽しくなるのではと
オススメいたします。
最後に一言。
実はほんとうに入れてはいけない添加剤も昔はよくありました。
最近は見かけなくなりましたのでおそらく販売されてないのかなと
思います。
そういったいかがわしいものも大昔はありましたので
念の為お気をつけください。
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